小児眼科

小児眼科とは

小児眼科とは子どもの目の病気を扱う分野です。子どもの目の病気は、目の機能の発達に大きな影響を及ぼすものが多くあるため、早期発見と適切な治療がとても重要となります。
しかし、子どもの目は発達途上のため、病態が複雑なばかりか、大人しく目を見せてもらえることが少ないため、診察も非常に困難です。
当院では、お子さんの目を守るため、子どもの目の病気も積極的に診察しております。
目の充血、メヤニや腫れなどの比較的よくある症状から、斜視・弱視まで、専門的な見地に基づき診療いたしております。

こどもの目の症状

お子さんの目でよくご相談される症状には、下記のようなものがあります:
・メヤニ、充血
・まぶたの腫れ
・目の向きが気になる
・視力について

お母さん方への観察ポイント

小さなお子さんの場合、かゆみや痛み、見えにくいなど、気になっていることを自分で訴えることは難しい場合が多いです。そのため、保護者の方の観察や、健診などの機会が、眼科疾患に気づくきっかけとなる場合がほとんどです。
特に斜視・弱視に関しては、小さなころの治療がとても大切になりますので、下記のポイントに留意して、見てあげてください。
・何かを見ているときの、目(黒目)の向き、方向
・何かを見ているときの、頭の向き、方向

頭の向きは、違和感に気づきやすいポイントです。
対象に向けてまっすぐ頭が向いていないようであれば、視力や目に何らかの問題が起きている可能性も考えられるのです。
「何かはわからないけれど違和感がある」
「病気かどうか判別ができない」
といった場合にも、ぜひ当院にご相談ください。どのような症状も、治療開始は早ければ早いほどよいものですし、受診の結果「問題なし」と認められれば、安心できるでしょう。
当院は、地域に密着するクリニックとして、患者さんが何でも相談したくなる「プライマリーケア」も重大な使命と認識しています。 医院は、病気にかからなければ来てはいけない場所ではありません。目に関し、「どこかおかしいかな?」と感じながら、どこにもご相談できなかったことも、当院へおたずねいただければと思います。